私たちは諦めなければ
ならないことがあります
それは自分の思った通りに
相手を変化させることができる
ということです
自分が思った通りに相手を変化させる
ことができるならば
この話の説明がつかないわけです
↓
例えばここに双子がいます
双子が同じ環境では育たず
一人の子が養子にもらわれていったとします
そうすると生活環境が違うのですから
親の教えや学校の教えや
他の人の影響によって性格
(社交性や調和性など)
や
心の持ち方などが大きく変わるはずなんですが
一緒に住んでいようが別々に生活しようが
性格や心の状態というのは
ほぼ一致してしまうということが
分かってることからも
その人自体の性質というものは
誰かから言われて、すぐに変化させることが
できるようなものではない
ということがわかります
ということは私たちの人との付き合い方
というのは、その人の性質を
理解してその範疇で付き合うということです
つまり自分に合わせてもらうというわけではなく
相手の性質に合わせて
自分の付き合い方を変えて行った方が
うまくいくわけです
そういえば私の周りで見た事例をあげます
ある家の子供がいて
その子はちょっと多動性の性質を
持っているんですね
もちろんそれが非常にプラスに
働くところもあるんですが
その親側が他の優秀な子を
持っている親に相談をしてしまっていて
そうすると優秀な子を持っている親が
放つ言葉というのは
その子供いかに小さい時から
学習させいろんなことを
学ばせるか
与える勉強の環境が大切だ
という答えが出てくるわけです
それを鵜呑みにしちゃいけないわけです
なぜならばそれぞれ性質が明らかに
違うんですから
その子にあった適正を見抜いていく
というのがそばにいる
大人の役目になるわけです
非常に大切な点なのですが
枠に合わせて人を
その枠に詰め込むのではなく
その人の性質に合うものを
探してきて提案する
というのが大人の役目
ですからその人の適性に
合った付き合い方をしていく
適正にあった道に導いていくとか
そういったことが大切で
これが正しいやり方でこうすべき
というものを鵜呑みにするというのは
おそらく良くない結果を招きます
これは誰にでも思いっきり通用する
ことなんで自分の頭の片隅に
入れといた方がいいです
思った通りなんて人は絶対に動きません
私たちができることは
その人の性質を理解して
その範疇で上手くやり取りを
していくことです
常に自分の都合を期待しても
ただただ後で自分の思い通りに
ならないことにイラッとするのが
関の山になってしまうからです
私たち自身はそういったことを
理解した上で
ある程度はもうすでに自分の性質は
決まっちゃっているから
できることと、できないことがある
ということも知ってた方がいいです