このような議論が起きることは、ずっとあり続けます
それはどのような議論か
今の社会では高度な教育が受けられる人ほど
その後の社会の中で良い状況で生きていける
確率が高くなります
調査すると裕福な家庭で育った子は
その後良い教育を受け、良い学校に行き
良い会社に入ってまた裕福になっていく
というサイクルが生まれる
これは不公平だから富の再分配をする意味でも
裕福な人たちからより一層お金をいただき
そのお金を無い人に配分していく
具体的には教育に分配しお金がない家庭の子供も
良い教育を受けさせて
不平等なバランスを無くすようにしよう
この考えのベースには裕福な家庭の子が
高学歴になる傾向が非常に高い
例えば東大に入学している学生の多くの家は
裕福である
親も高学歴である
が多数である
という事実などを見ても
この話は正しいわけです
でもこれって実はあまりうまくいかないんですね
というのもこれ逆から考えていくと
また別のことが見えてきて
結局、知性は親のものによるんです
知性については親から遺伝される
よって親の遺伝が良かったから
考えられる子供が生まれた
自分を良い方向に動かす力を持った子が生まれ
努力ができる子だった
親もそうだから結果
親も良い状態になり
それを遺伝した子供も良い状態になった
ということは裕福でないとしても
このような遺伝子を持っているならば
親はたまたま上手くいかなかったけれども
子供は結果うまくいく
なぜならば努力ができる、考えられる知性があったから
よって富の分配をし皆平等に
誰でも仮に無償ですべての教育が受けられるようになっても
結局は裕福な家庭の子がうまくいく確率が高い
という話になっちゃうんです
あまりこの差は埋まらないだろう
って事になる
さて、この話から何が見えるのかって言うと
私達が現状をより良い状態に自分を持っていくためには
少なからず私たちが仕入れる学びは
文字からなんですね
ということは文字を読み自分の中で理解をし
インプットするという力
何か知らないことを知っていくことを楽しめる
探究心
そしてそれを続けていくという継続力
というものがない限り、一部の人を除いて
環境って変わらないんです
これ遊びにもめっちゃくちゃ繋がるんですね
例えば今活動してネットで活動しても
その活動がうまくいかなかった
で進化をしていく学んでいくっていう習慣がない人は
同じことを繰り返すんです
何も入れないので出てくる言動・発想も
同じになっちゃうんです
そういう人って自分の感性で動くので
自分の感性が不正解だ
だから変えないとね
っていうところに気づかなくて同じことをやる
から同じ結果になる
でも自分に何か新しいことをインプットして
進んでいくから、新しい発想が生まれる
という考えがない状態で生まれ成長してきた
のでそういった発想にならないんです
これかなりの部分で遺伝なんです
これが5年10年経ったら条件が
さらに悪くなっていく
ので何も良い展開が生まれない
同じことをずっと繰り返して
その人はただ歳をとっていくだけ
その人の中に楽しい経験層っていうのは
積み重なっていかないんです
同じ行動をただ繰り返しているだけなんで
ここもまた同じで新しいことを知りたいな
自分の知らない遊びもあるんだろうな
って、考えることをしないと
それって絶対、手に入んないんです
ここっていうのも結局、遺伝によるものが強いんです
新しいことを知るのを楽しめる
という能力はゼロで生まれてきちゃったら
結局それを一生やろうとは思わないので
現状のままずっといくっていうことになるんです
だからプラスのサイクルにある人は
どんどん回っていく
知っていくってことを大切にするから
でもそれ何も新しく知っていこうとしない人は
うまくいかないまま、ずっと年を重ねるので
条件が悪くなるのでマイナスのサイクルで
回っていくんです
そしてそれは、、、
その段階でかなりの確率で決まっちゃってるんです
新しいものを知って行こうと思っていない人は
新しいものと出会うきっかけがないので
新しいものは永遠、会えない
ということがその段階で、その人の習性として
決定されちゃってるんで変わらない
これってコワいなぁと思って
今の段階で成人になったら、それってほぼほぼ
決定しちゃってるんです
その段階で知っていこう、知らないことが
いっぱいある、楽しいなと思ってる人は
知っていくのでタイミングの差こそあれ
何か新しいことに絶対、出会ってくんです
