誰でも今、話のテーマが決まっていて、
そのテーマで話をしようとすると、
ある程度、自分をよく見せたいであったり、
自分がこういう風に見られたい
という願望に合わせて話を作ったりするんです。
典型的なケースは仕事とかの面接になると、
自分のいい面をアピールしようとするので、
かっこいいことを話ししたりします。
これが一般的な考えなので、それを否定するもの
ではないんですが。
なのでこういったテーマが決まった。
少しかしこまった場面だと、その人の本当の話
っていうのは出てきづらいんですね。
では、どういった場面だと本当のことを
言ってしまうのか。
と言うと、今決められているテーマと
全然違う話、雑談みたいな形になると、
メインテーマとは全く違うので、自分の本当のところを
話しするんです。
どういったところに、その人の本当が出るのか?
って言うと当たり前なんですけど、自分の持ち時間を
何に使っているのか。
で、その人の性質は見えるんです。
では、その人の持ち時間で何をしているのかを
知るにはどういった話を振ればいいのか?
それは自分の持ち時間といったら、みんな週末です。
週末で何をやっていたのかっていうのがわかると、
大体その人の好みっていうのは分かるんです。
例えばエネルギーが少なくて、特に何も興味がない人。
そしたら週末何しているのであったり、
どういった遊びが好きなのって聞くと
その答えに困る状態になります。
ほぼほぼなります。
特に趣味とかもないし、やりたいこともないんで
家でぼーっとしてたり、家の掃除とかをすることが
多いってなると、基本的にはエネルギーが
少ない人であったり、世の中に興味があまりない。
その人がものすごくエネルギッシュで、世の中の
多くのことに興味があるというタイプでは
決してないです。
この話の聞き方には、またある面があって、
例えばメインの話のテーマがあって
その話をしている。
その話とは違う雑談になる時って人間は
油断してしまうんですね。
これって例えば刑事ドラマの主人公とかが
よく使うわけです。
例えば日本のドラマで言えば、
相棒の杉下右京がよく使うんですね。
こういった方法。
本題の話、事件に関係した話をしていて。
話が終わったと思いきや、帰るそぶりで出口に
向かっている途中で
「最後に 1 つだけいいですか?」
みたいな感じで相手の意表をつく。
そして、それが本題とは関係ないような。
雑談に近いものだったりもする。
そうすると、ついつい気が緩んで本当のことを
言ってしまうという要素が含まれているわけです。
それに仮にそういった大きなテーマが
決まってないとしても雑談の中には
その人の性質っていうのは、モロバレするものなんです。
特に自分の持ち時間を何に使ってるのか?
何に興味があるのか?
より一番多く時間を使ってるのは何?
っていうのを聞けばおよそ、その人の方向性は見えます。
いろんなことに興味を持っている人は、
いろんなことが口から出てきます。
なぜならば興味を持ってやりたいと思ってるから。
興味がなくて特に何にもしたくないんであれば、
それがそのまんま言葉として出てきます。
映画が好きな人は映画を見るでしょうし、
本が好きな人は本を読みますし、
漫画が好きな人は漫画をより多く読むわけです。
その人が一体、自分の持ち時間で何に一番時間を
使っているのかという目線で見ると、
その人のおおよそのことは分かってきます。
例えば、その人がすごい読書が好きな人だとして、
自分の持ち時間のほとんどを
読書に当てているんだったら、
その人にすごく興味を持ちます。
その人は間違いなく見識が広いからです。
なので、友達になって、あらゆる話を聞かせてもらいます。
そうするだけで、その人の知識を思いっきり
分けてもらえるので。
というように。
みんながみんなアクティブな必要はなくて、
その人独自のそれぞれの強みっていうのを、
そういったところからも読み取れるんです。
ただ避けてしまうのは世の中に興味ない人です。
興味を持っていない人は話してても面白くない、
何も出てこない可能性が高いので、
あまりこちらも興味を持たないという
展開になってしまうんです。