日頃からいろんなことにチャレンジしていない人って、
何か新しいことをやった時って、それに完璧を
求めるんです。
例えば何か新しい道具を買おうと、思った時に、
よりいいものを買おうと思って。
ベストなものを選ぼうとするんです。
ものすごく品質のいいものを、自分で納得いくもので
購入してやってみるんですけど、結局それ自体を
楽しく感じれなかったり、なんか自分が想像してた
ような楽しさを得られなかったりで、
やめてしまったりするんです。
何でこれって、そういった結果になったのかっていうと。
当たり前ですけど、やったことないものは
分からないんです。
様々なことにチャレンジしていく、新しいことをやって
いこうと思うと、こういった考え方にならないんです。
分かんないから、とりあえず借りるでもいいし、
レンタルできるところがあるんだったら、
レンタルからでもいい。
もしくは必要最低限のもので試しにやってみて、
それで楽しいと思ったら続けてみて、それでも
まだやりたいと思ったら揃えてみる。
ぐらいの考え方にスライドしていくんです。
今までに、いろんなことをやってこなかった場合、
その 1 回に過大な期待を抱いちゃうんです。
これをやると自分が感じたことのないような
楽しさを感じれるんじゃないか。
新しい世界が広がるんじゃないか。
って思うんですけど、簡単にそんな感覚に
なることはないんです。
もしくは自分自身の感性が準備できていないので、
後々考えてみたら、一生の付き合いになるような
活動も、その時には一切わからなかったりするんです。
なぜならばそういった活動をしてきていないから、
その時はまだスムーズには自分の感性が動かないからです。
私達は日々の生活の中で、色々なことにチャレンジしていく
っていうのを、当たり前にしていかないと、
あらゆるものが分かんなくなるし、感性は失われるし、
1 回の活動に過剰に期待して、がっかりすることに
繋がるんです。
ここに一つの重要な考え方があります。
自分の中で、あまりにも楽しく感じて
これは自分の一生の遊びだ。
って思えるものって、大量の活動の中から、ある時突然
まるで偶然の事故のように、であうものなんです。
そしてこの状態になるためには、必ず
大量の活動が必要になるんです。
つまり数個活動をしてみて、一生のであいになるような
ものには、ほぼほぼ当たる事はないのです。
だから一つの活動に過剰に期待はしてはいけない。
過剰な期待をして、思ったようにならないと。
活動時代をしなくなる。
すると、そこで楽しい人間になる事はできない。
そういったことにならないための 1 つの有効な方法が、
日々の中で色々と失敗するのが当たり前。
思ったようにならないのが当たり前。
っていう状況を作っとかないといけないんです。
そうしないと失敗に対して過剰に用心するように
なっちゃって。
全然楽しいことができない。
一歩を踏み出すことの足が重くなりすぎちゃって、
結局いつもと同じ行動しか取らなくなっていく。
そしていつもと同じことをしていたら、結局自分が
新しくできることって増えなくて対応できることも
増えないんです。