今日の話は、人間の”黒い”面に
焦点を当てる話になります。
物事には、陰と陽があり、
その陰にのみ目を向けているので
少し「ん？」と思われる部分が
あると思いますので
あらかじめ、そう思って
進んでください。
ギブ＆テイク
恩を受けたら返す。
などなど、こういった言葉あります。
人様から、受けた恩は忘れない。
もらったら、こちらからも返す。
人間の基本ですので、決して
これを忘れる事が無いように、注意
したいです。
さて。
それをお話した上で。
とは、言ったものの。
大抵、人間は、自分が与えた恩に
ついては、明確に覚えています。
しかし、受けた恩については
忘れます。
残念ながら、これが、メカニズム。
人に貸したお金は覚えています。
人から借りたお金は忘れます。
これと同じ。
人に与えた恩を思いだそうとする。
逆に
人から与えてもらった恩を
思いだそうとする。
この差は、何十倍もの差が出ます。
何十倍ですよ。
具大抵には、30～40倍の差がある。
もはや、これは、差というか。
人は自分が与えた恩しか覚えていない。
受けた恩は、忘れる。
これが、フォーマットと思った方が
良いぐらいの差です。
これを知ると、すごく楽になります。
期待なんか、しなければいいだけです。
与えても、なんら感謝なんて覚えていない。
今、目の前で
「一生この恩は忘れません。」
と言っても。
数ヶ月経てば、綺麗に忘れています。
そう考えると楽。
なんら、見返りを考えなくなるから。
例えば、女性に多くの労力を使って
尽くしまくって。
その上で、裏切られた。
ならば、女性にとって、色々と
自分が、労力を使っても、
自分には価値が無かった。
それだけの事。
とすぐに理解できます。
怨みつらみを言っても意味が無い。
これが分かります。
だから、裏切られる。
振られる。
思っていない事をされる。
こういった事におびえる必要性が
低く感じられるようになります。
人間の真実は、それが当たり前の
状態なのだから。
考えてみれば・・・
目の前にいる人間を罠にはめて
食い物にしてやろう。
そう思っている人間と、直前まで
まるで、親友かのように
ふるまえる。
そういった事ができてしまう
唯一の地上の動物なのですからね。
で。
最後に。
そういった事を、全部理解した上で。
あなただけは、
ギブ＆テイク
恩を受けたら返す。
これを守り切る。
できる人が少ないからこそ
そこに価値が生まれる。
徹底する。
あなたは、人は恩を忘れるものだ。
と覚悟を決める。
でも、あなたは、恩は決して忘れない
と徹底する。
そうすれば、最終的な間違いを犯さない。
