最も大切な、女性とそのまま何処かに移動する。
こういった結果を引き出せていないのです。
というのか、そもそもF田のやり方は連絡先を
聞くと言う段階で終了する。
彼自身その段階で満足してしまっている。
もっと言うならば、ネタを見せて女性から
爆笑を取れれば満足なんです。
これはどうやら俺の目的の/ナ/ン/パ/とは、大きく
違うなという事がわかりました。
俺は、ただただガツガツした/ナ/ン/パ/。
殺伐とした肉欲まみれの/ナ/ン/パ/で良いと
思っていました。
ですから、あまりに彼のスタイルと俺の考えている
スタイルには、大きな差があるなと思いました。
ただF田によって、ある程度女性に話しかける
事がどういったものか。
ここが分かるようになりました。
これは助かりました。
とりあえず入口に立つ事ができました。
ここからは、しょーがない。
回りに/ナ/ン/パ/が上手い人は、いないかと散々
探し回った挙句、いないという事がわかりました。
だったら、しょうがないです。
自分でその方法論を探すしかない。
F田と一緒に活動している時に、一緒にいたのが。
そうサークルも一緒で、俺の相方になっていく
H川とH村でした。
ただH村は、この当時、彼女と一緒にいる事に
時間を使っていた為、あまり参加していない
状態でした。
童貞だった。
H川はフル参加(笑)。
何を期待しているのか。
フル参加。
普通の俺以上の平凡な男であるH川は
毎回いるんですね。
参加している。
特に積極的に動かないまでも、その場にはいる。
なんかそれに俺はピーンときました。
H川もこれを楽しんでいるな。
俺の思い描いている状態を
受け入れているな。
と。
そんな風に感じました。
だったら二人で一緒に
探せばいんじゃないか。
一人だったら間違いなく心が折れるから。
相方がいるのは頼もしい。