性格。
これは人それぞれ。
なぜこの人はこういった考え方をするのだろうか。
これが全然わからない時などが
あると思います、この時にはこのように
見ると段々と説明がつくようになります。
一見すると破綻しているかのような、
その言動というのも、実の所は本人にしてみると
“自分を守るすべ”
としてその言動をしているんです。
例えば全然周りに自分の主張を出せない人は、
出さない事で摩擦を減らしたいと考えて
いて、自分は摩擦に神経をすり減らすのは
ものすごく嫌だ。
それだったら自分の主張を出さない方が
まだましだから、主張はしない。
自分の神経を守るためにこの言動を選択
しているわけです。
ここで、他人から
「お前も、たまには自分の考えを言えよ。」
と言われても、当の本人は自分を守るために
それをやっているのですから、そういわれた
からといってそれに従う事はないんです。
むしろ何もしない何も言わないのが本人の意思
なんです。だから一言いったからといって
何かを変える事はないです。
それはその人を見ていれば分かってきます。
そういった言動（性格）の選択をすると決めていると。
周りからみると、何を考えているのか。
自分というものがあるのか。
そんな風にしていてつらくないのか。
などなど思うのですが、本人にしてみたら
自分を守る上では最良の選択をしていると
考えているんです。
自分を守るため。
これが分かると、人の性格というものが少し
だけ理解がしやすくなります。
なぜそれを選択しているのか。
外部の人が聞いても答えません。
本質的には自分を守るためにそれが良いと思って
いるからそうしているのですが、本人もそれを
理解をしていない場合があります。
自分の感覚的に自分に害が来ないようにする
にはそれを選択した方が良いと思っているからです。
しかしそれは時として変わる時があります。
何も言わない何もしない。
これが害が来ないと思っていたのに、それをして
いる事で大きな害がくるようになった。
まったく上手くいかない。
下手したら最悪の事態になる。
と思ったとたんブチギレるというケースもあります。
それは態度が変わったというよりも、自分の
守り方を変えたんです。
だから
「こいつはチョロイな。」
「なんでもこいつに押し付けてやれ。」
「面倒な事は全部こいつに回したれ。」
なんて思っていたら、とんでもない反撃に
あう事があります。
ので。
すごく基本的な事を言って話を締めくくりますが。
人には誰だって限界があるから、嫌な事を
押し付けたり、都合よく相手を利用しすぎる。
と大抵はしっぺ返しがきます。
誰でも自分のために生きているので、他人の
ために生きているわけではないから。
って事で嫌な事は他人にはしない方が良いよ。
気遣いってしないよりもした方が良いよ。
冷たくするより、優しくした方が良いよ。
という幼稚園児でも知っている事に
話は終着しました。
