私たちは基本的にコミュニティを
作って生きてきました
そのためにコミュニティで大切にしている
順序というのが決まってきます
一番大切なのが一番小さいコミュニティ
である家族であったり
もう少し大きなコミュニティである血縁がある
親族となるわけです
そしてその周りにあるのが
友達コミュニティです
私達は昔からあまりコミュニティの形
というものを変えてきていないんです
昔から重要とされてきたコミュニティの中で
今もほとんどの人が生きているわけです
今はインターネットの普及により
徐々にその形は変わってきていますが
基本的には家族・親族コミュニティ
次に友達コミュニティ
という順序で大切にしている状態です
なので友達というキーワードにみんな
結構敏感に反応するんです
で
結構悩みを持ってる人がいて
自分には友達がいない
という言葉をいろんなところから聞く
機会があります
ここってしっかり自分で認識しといた方が
いいと思ってる部分で
むやみに悩むポイントではないと思ってるんです
というのも基本的に友達の形が作られていくのは
たまたま同じ学校にいた
というたまたまからスタートするのが
友達なんです
でもこの同じ学校にいた友達というのは
非常に重要なんです
学年が違うことでも友達にはあまりなれない
性別が違っても友達にはなれない
部活の先輩・後輩が本当の意味で友達に
なりやすいのかと言うとそんなことは
全然なくて
大抵友達と言えば同学で同じ学校であった
と決まってるわけです
で友達が多い人っていうのは
地元にずっといて学生時代の友達を
そのまま引き継いでいる形なんです
なので友達が多いってなるわけです
ここで逆のケース・色々と転校をしていて
地元という形がない人は必然的に友達は
あまり多くならないんです
なぜならば友達の基本のベースは
学生時代に同じ学年・同じ学校で
同じクラスだった・同じ部活であった
というところから作られることが
ほとんどだからです
なぜ学生時代に友達が作りやすくて
社会人になると友達が作りにくくなるのか
と言うとここには、いくつかの考え方は
あると思うんですけど
その中でも決定的に難しいなって思うのが
社会に出てしまうと
立場が色々変わってしまう
って事なんです
例えば仕事で知り合ったとします
もうその段階で立場は違うわけです
例えば自分が営業で営業先のお客さんと
話してたら意気投合して仲良くなった
としても学生時代のような関係には
なかなかなれないんです
どうしてもお客さんで気を使わなきゃ
いけない・相手を怒らせてはいけない
という関係は覆ることがないからです
そうやって考えると学生時代っていうのは
めちゃめちゃ人生の中で特別な期間なんです
短い期間であり、特別であり
そして思春期であり
さまざまな要素が詰め込まれているのが
学生時代
一生の中で一般的には一回しか通らない
時代なんです
でその時だけがなんのしがらみもなく
皆同じという立場でいれるんです
この段階では偉い偉くない
気をつけなきゃいけない
というような関係は基本的にはなく
学校内でのヒエラルキーは
確かにありますけどでも
基本は平等なんです
なので私たちが社会人になってから
学生時代の時の友達と同じレベルの友達を
作ろうと思うと・・・
それは基本的にもう無理なんです
無理だということを理解した上で
社会人なりの新しい友達の構成の仕方が
あるんだという感覚を得ていれば
新しい友達が作りやすくなります
ここで考え違いをしてしまって
学生時代と同じような感覚の友達がほしい
って思ってると友達ができない
ってなっちゃうんです
同じレベル・同じ感覚の友達を作ることは
学生時代を過ぎたらもう無理なんです
だからみんな不思議なことをやったりするんです
同窓会で会って、学生の時には
全然仲良くなかったんだけれども
久しぶりに会ったらすごく仲良くなれた
とかいうのが存在するのは同級生である
という特別な条件がお互いにあるので
そこから友達になるというケースが
存在するわけです
そして昔話をしながら更に仲良く
なってくるなんてことがあるんです
同じ共同体験をしていて
本当に特別な存在なんです
学生の時の同級生っていうのは
でもこれを意図的に作ったりできる
条件があるんです
ある状態に入ると友達学生時代の感覚に
近い友達を作ることができるんです
では次回、その点をお話ししていきます