私たちは付き合っていく相手・友達
その人をどういった人かというのをちゃんと把握して
行ければより良いです
が
これがなかなか難しくて
人間は一つの部分だけを見ててもそれが正確に
その人を表していることにはならないんです
(もちろん判断の大切な要素にはなりますが
それが正解とは限らない
むしろ一つの要素だと不正解は結構ある)
例えば毎回同じことを入力したら同じような出力が出る
というコンピューターとは違って
その直前に何を見て、何を経験して、何があって
などによって、その後出力されるものって
全然変わっちゃうんです
さらによくわからない気まぐれみたいな
いわゆるノイズって言われるものが
入ってまた出力が変わったりするわけです
じゃあ
その人の言っていることを慎重に聞いて判断すればいい
のではないだろうか
これも確かに良い行動です
ですがこの前提にはもう一つ知っておかなければ
いけないことがあって
本人がしゃべっていることが本当に本人が
言いたいことであるとは限らない
ってことなんです
あなたもモロに経験があると思うんですが
自分で言いたいことを言葉にして言ってみたけど
全然思ってることが出てこない・・・
なんてことがあると多々思うんです
私は毎日言語化しているのですごいよく分かります
が
調子良い時と悪い時の差ってめちゃくちゃあります
毎日やってても難しいって思います
なんとか言葉にできたと思っても、それが相手側には
正しく理解されない
これが私たちのコミュニケーションの日常です
なので私たちはひとつのことに頼ってその人を判断するのは
ちょっと不安
さらに言えば1回理解したと思って
その後ずっとそれが継続するって思っちゃうのも
なかなかまずいです
理解したと思ってもその後の付き合いの中で
その理解を調節することは必ず必要になります
なぜならば、人間は聞くもの見るもの学ぶものに
影響を受けて変化していくからです
って事で
その人の言葉だけを完全に信用するわけじゃなく
行動も同時に見ていく
そしてその人の機嫌であったり
事前に何があったかが分かるのであれば
そこも考慮に入れておく
例えば明らかに朝から機嫌が悪いのであれば
何かお願いしたら
それはあまり良くない答えが返ってくるだろう
ことぐらいはわかるわけです
そしたらとりあえず、今はちょっとやめておこう
そういった判断ができるようになるわけです
ところがそういったことを考えないで
いつもこうだから、こういった答えが帰ってくるだろう
って思ってるとそれは全然違うものになる
この考え方はいつも同じ入力すればいつも同じ出力が
返ってくるって考え方で
ちょっとこれは男性が思ってしまいがちの
考えなんで
その人から発信されているものを複合的に見て
色々知っていくってことが大切で
さらにそれも流動的だってことを知っておくことは
大切です
これらの事が分かると例えばコロコロ意見が変わって
態度が変わって、出てくる言葉も変わる
それを1か月見てずっと同じだったならば
その人の言うことを信用してはいけない
という判断を下したりするわけです
また付き合ってはいけないという判断を下したりする
なぜならばその人はすぐにその場面その時の気分で変わる
から安定して付き合える人ではないと分かる
ここまで分かりやすかったらいいんですが
このラインが微妙なラインだと
また判断が難しくなってくるわけです
人間を単純に判断しようと言う人ほど
その人を見誤る確率が高くなってくってことも
合わせて分かってきます