では問題です
日本で
サメに襲われる確率
と
宝くじ一等に当たる確率
さてどちらの方が確率が高いでしょうか
パッと考えてみてください
多分出てきた答えって、
サメに襲われる確率
を選んだ人が多いと予想します
基本的に日本では年間で一人ぐらいしか
サメに襲われることはない
と言われています
では宝くじ一等が当たってる人って
どれぐらいいるか
宝くじも多数あるので、それだけ当選者って
いっぱいいるんです
これを考えたら自ずと答えは
圧倒的に宝くじ一等が当たる確率の方が
高いわけです
じゃあなんでほとんどの人が
サメに襲われる確率が実態よりも高く
イメージされるのかと言うと
私たちがこのようなミスをします
自分の中にどれだけパンチがある記憶が
残っているのか
によってミスをするんです
で
サメに襲われるというのは
過去に映画でジョーズが大ヒットして
シリーズ化したりして
それをもとにして複数のサメをテーマにした
映画が散々作られ
現在でもゲームとしてサメの存在は怖いもので
人を襲うという
インパクトがあるゲームが作られている
さらに1年に仮に襲われた人がいたならば
それを大々的にニュースにする
そうやって印象の中に強く刷り込まれることで
過剰に高く確率があるように
思わせてしまうんです
それに対しての誤った認識が
自分の中で構築されていく
別に自分にとって大した影響のない問題ならば
そのままスルーしててもいいんですが
例えばこれが
海に行くのが怖い
サメが怖い
と言ってる状態だと、これはめちゃくちゃ
判断をミスし損をしてることになる
このまま放置していると海に行く
という楽しい遊びの一つを
失ったまま生きることになる
だったら自分でちゃんと調べて
そんなに危険があるものなのかを知れば
これで心配するのは、ほとんどアホである
って事が分かってくると思うんです
だったらもう外に出ないで
家に閉じこもっているしかなくなる
家にいても隕石が落ちてくる
というノイローゼと同じ事になる
私たちは何かに対して恐れを抱いてる
のであれば、それをちゃんと客観的事実
と照らし合わせて考えられる
と無駄な恐怖を減らすことができるんです
ということは
感覚のみ優先で話してる人の話って
あんまり参考にならない
真に受けないほうがいいんです
感覚のみ優先で話してる人の話って
事実とはかけ離れたことを
本人が思っている感情最優先にして
大げさに話をされるので
余計な心配が積み重ねられてしまうからです
例えばニュースにすぐに影響を受ける人は
高齢者の運転怖い怖い
と連呼しますけど
それと同じレベルで、10代の人達の
運転も怖いはずなんです
というような感じで
感覚のみで植え付けられている意図的な
印象で操作されやすい人の話って
かなり参考にならないどころか
デメリットが多いです