自分の価値を知るというのは
難しいもので、一体何を基準にすれば
いいのか、多くの人はぼんやりしてる
と思うんです。
そこで、この基準を取り入れると
分かりやすいなと思っている点があります。
それは他の人にとって、どれだけ自分が
便利な存在であるか。
ということです。
これってちょっと誤解ないように
前提を説明しますが。
これは他人にいいように利用される
という意味ではないです。
自分にとって大切だなと思っている人達。
自分が関わりたいと思っている人たちに、
どれだけ便利な存在でいれたのか。
ということです。
結局、私たちは社会的な動物なので、
他の人がいて他の人との関係の中で
自分が成立します。
ということは、自分の周りにいる人にとって
どれだけ便利な人物であったのかが、
結局はその人の人間の価値になるわけです。
そうすると分かってくることがあるんです。
他人のメリットになることをする。
っていうのは、よく私が発信させて
もらってるんですけど、これって
人間関係をメリット・デメリットだけで
考えている。
としてとらえると、考え方が寂しいというように
捉えられることもあるんですが。
言い方を変えれば、他の人にとって
どれだけ自分が便利な人間になって
頼ってもらえるのか。
利用してもらえるのか。
とも言い換えられるわけです。
これを基準にすると自分の言動
って、すごくやりやすくなると思うんです。
その場面で自分が何をやるべきか。
っていうのも、これを基準に考えると
自分が動きやすくなると思うんですね。
例えば、コミュニティでみんなが
集まっている場面で、自分が
便利な存在になろうと思ってると、
そこでやるべきことって一瞬で
見つかると思うんです。
でも、ただ漠然と、ぼーっとしてたら
何もしない人になるわけです。
そうすると当然、そのコミュニティから
人気が出るのは自分がやるべきことを
どんどん見つけてってやる人になるわけです。
これをずっと当たり前のように
繰り返してると不思議な現象が
多々起きるようになるんです。
いつのまにか第三者からも
例えば道を訪ねられたり。
自分が旅行している時とかにも
他のグループから。
「すいません。
私たちの写真を撮ってくれませんか?」
というような依頼を
頻繁にされるようになるんです。
じゃあ、これなんで?って言うと、
自分の生き方として
どれだけ周りの人の便利な存在になるのか。
を考えて生きているからです。
それが日常になっているので、
他人からも一瞬見ただけで
この人は親切な人だ。
頼みも受け入れてくれる人なんだろうな。
っていうのが一瞬でわかるようになるんです。
その人の生き方が、こういったところにも
出るものなんです。
こういった状態になれたら
いい形だなと思います。
誰にも何も頼まれないよりも
普通に生きてるだけで、周りの人から
手伝ってください
って言われる人の方が良いかなと
判断するからです。