さて。
そろそろこのテーマを締めくくります。
俺達が大切な人相手に、攻撃を
したくないのに、攻撃的な
態度を取ってしまったり。
味方だ。って分かっているのに
かなりキツイ口調で攻めるような口調
になってしまう理由。
浅い部分でみれば。体調。
自分のメンタルの状態で、
弱っている時などは、自分の昔の
傷が過敏に反応をしてしまう。
過敏に反応する範囲も広くなって
しまっているから。
というお話をしました。
で。
これが分かると、逆の立場の時の
考え方が変わる。
俺達がこういったタイミングで
ついつい大切な人だと分かっている
のに、ネガティブな対応をして
しまうのは。
別に相手側に問題があるわけじゃなく。
こちらも攻撃をするようなつもりはなく。
自分の過去の傷にヒットして、
フラッシュバックしたかのような
感情になり。
ついつい、感情がコントロール
できなくなってしまって暴走をして
しまったんだ。
って事はです。
もし自分に向かって大切な人が、
かなり強く攻撃をしてきたとして。
（前提として、いつもそういった
態度を取るような女性ではないって
事じゃないと、話は違ってくるので。）
『その責任のほとんどは、実は
自分にあるものではない。』
ここ。
このテーマの幹はここです。
これが分かっているのと
分かっていないのとでは、まるで
対応する態度に違いがでます。
考えると分かります。
自分に非があって、100％悪い。
と言われていると感じて、その攻撃を
受けるのと。
『あ、今、何か過去の傷と
リンクしてしまったのかな。』
と分かった上で、対応ができるのとでは。
自分の心が全然違います。
そしてその方が整合性があると思うんです。
日頃の女性の態度と、火がついたように
怒りだしている女性。
ここまで感情的にならなくても
良いのになってしまっている状態。
それはただ自分の発した事に対して
怒っている怒りではないな。
だって。
そんなに怒るような内容じゃないもの。
って考えられると。
恐ろしく自分の感情自体も
変わります。
その怒りのほとんどは自分に
向けているものじゃない。
そうすると、これをもう少し広く
見ていくとまた違う事が分かって
くるんですね。
今後、自分に向かって激怒している
相手というのは、実の所、その内の
ほとんどは昔に受けた本人の傷。
そういった過去の経験で治っていない
ものに向かって怒っている。
・・・可能性が見える。
あくまでも、そのキッカケとなる
ものが自分の何かしらの言動だった。
すると。
多くの事が流せるようになります。
もちろん、そういった態度を取られる事自体は、
気分の良い事ではありませんが。
少なくとも、こちらがその態度を
取られた事で激怒返しする確率は減ります。
こういった事が分かる事で、
徐々に対人関係への意識は変わると
思うんです。
で。
こういった小さい事を大切にしていきたい
ですし、こういった小さい事
ですけど。
知る事によって、さらに大切な
人への理解は増えていくと
思うんですね。
限られた自分の時間の中で、何もかも
（仕事であったり、歴史であったり、
政治的な事であったり、などなど。）
を理解して、自分の言動へと
繁栄させる事はできないけど。
人生の中で、大切な中核をなすのは
紛れもなく人間関係。
特に近い人との人間関係に
なると思っているんです。
少なくとも俺はその考えを採用
しているんですが。
ここさえ押さえていれば、
他の事って大抵はどうにでもなると
思っています。
例えば。
自分が最後を迎える時に、
何をしとけばよかったか。
と考えた時に、
『あー、もっと仕事をしておけば
良かった・・・。』
って思わないと思うんです。
（俺は100％思わないです。）
リミットから逆算して、何が自分には
必要かを考えてみて。
そこから自分の活動の比重を考えて
いくと良いと思っています。
・・・俺は、何を後悔するかな。
たぶん、
『もっと皆と遊びたい。』
だと思います。
後悔というか、やりたい事がそれだけ
なんですよね。
結局。
おっと。
では、今のテーマ。
相手側から感情のコントロールが
出来ていないような態度を取られた時に。
どういった対応をしていくと良いのか。
を次にお話して終わりにします。
