基準というのは非常に大切で
では、基準とはどういった形で私達の生活の
中で動いているのか
日常生活からピックアップしてみます
例えば、まだ自分が全然知らないイヤホンが
目の前にあるとします
ちょっと性能の良いイヤホンを求めて
お店に入っている
初めて見る高性能イヤホン
いったい、これはどういった基準なのか
というのがわからないとします
そして金額をぱっと見たら8800円って
書いてある
高いなあ
とは思うんですが何かしら
その理由があるという風に考えるわけです
そして他の所に目を向けると
超高性能イヤホンというのがあって
金額は29800円です
すると最初の8800円のイヤホンは
そんな高くは感じなくなるわけです
そして高性能のイヤホンが欲しいと思っていたので
じゃあ試しに8800円のを使ってみようかな
って思うわけです
【ここポイント】
ここで大切なことは
ただ8800円29800円という金額を見て
これが基準になるわけではないんです
自分の中では8800円お試しに買ってみようか
という風に思った段階
これが基準となるわけです
自分の心の中で何も動いてない
決まっていない段階では、この8800円は
別に基準にもなっていないし
特に何も影響を受けていない
自分の中で何かが決まった時に
それが今後のベースとなるわけです
すでにその段階でベースでは
高性能なイヤホンは8800円~みたいな基準が
できているからです
そうすると8800円はお試しとして
使ってみるには、ちょうどいい
みたいな判断になるわけです
購入を決定した段階で決まった基準なんです
それまでは基準がなかったので
ところが最初にイヤホンを買いに行ってみた時に
3980円だとします
その時には性能が良いイヤホンは出すとしても
これぐらいまでだよね・・・
というふうに自分の中で決定されるとします
そうするとこの3980円というのは
その人の基準に決定されるわけです
そうするとそれがインプットされてしまうので
8800円を見ても
「たかっ」
と思ってしまい29800円
「こんなの誰が買うんだろう?」
というふうになるわけです
なぜならば自分の中の基準は今現在
3980円で決定されているからです
それが基準としてみるので
それ以上何倍もするようなものは
全てかなり高いという風に判断をされる
自分がいったい最初に何を見て
何を感じるのか
そして
どこで決定をくだすのか
というのがその後の行動に
大きく影響されるわけです
私たちはこういうように、思わぬ単純な
キッカケに、はまりやすいんですね
考えも偏りがちなんです
続きます