合理的に話ができたり考えたりして
選択肢を用意し、その複数の選択肢の中から
一つのより良いと考えられる答えを返す
と返答の質が良くなるというお話を
前回したんですが
常に合理的である論理的であるということを
念頭においてしまうと
失敗することがあるんです
合理的に考える・論理的に考えることの
一つの目的として、自分の答えが
正解である、ということを最大の目的
においてしまうと失敗するんです
確かに返答として、より正解に近いもの
というのはあるんですが
ついついここでやってしまう事は
その正解が自分にとって
自分が聞いた話の中で合理的に考えた
正解に近いもの
って考えてしまいがちなんですが
そうではなくてここでいう正解というのは
相手にとってみて、相手が欲している答えに
より近い形で返答ができることが
正解に近いものなんです
つまり答えの正解は自分の側に
あるんじゃなくて相手側にあるから
その相手側の答えを論理的・合理的に
考えて導き出していこう
ってことなんです
だからちょっと難しいんです
今出されている話題の正解を
見つければいい
・・・じゃないからなんです
それだけでよければ、男性的な思考回路で
ちゃっちゃと正解を導き出せば
それで終わりなんですけれども
そこに相手側の考えタイプ
現場の態度なんていうのも含めながら
相手側の内側にある答えを出さなきゃ
いけないから大変なんです
さらにその相手側にある答えを見つけ出す
だけじゃなくて
自分側が目指しているものと
どうやって折り合いをつけるのか
というのも考えなきゃいけない場面も
あったりするんです
だからいっぱい考えないといけないんです
これというのは人間関係・女性関係を
構築していく上での考え方であって
これがまた日常生活であったり
仕事になってくると、この考え方は
採用してはいけなくなったりするわけなんです
なので場面によって使い分けなきゃ
いけないので難しいわけです
だから考えるという作業が常に必要で
その場面ではどっちの考え方を
採用した方がいいのか
論理的に今掲げられている問題点を解く
そして合理的な答えを導き出すのか
それとも相手側の中にある答えを
導き出すのかなんかも
ちゃんと考えながら出す答えでないと
正解には高い確率でたどり着くというのは
難しくなるわけです