これは私たち人間
誰しもがやってしまう過ちのひとつです
なので私たちはこの事実を
理解した上でそれを疑うということを
習慣にしていければ良いな
と思っています
それは何かと言うと
自分が1回経験したもの
それをすべてに応用して考えてしまう
というクセです
これはすべての人間に
備わっているもので
例えば日本は未だに中国とは
全然経済の発展度合いが違う
とイメージしている人が
驚くことにまだいっぱいいるんです
例えばうちの弟は香港に住んでいるので
どれだけ発展してるのかを
よく知っているんです
で、日本に帰ってきた時に中学校の同級生で
地元で運送業をやっている友人たちと
話すと貧困層の中国を
未だに想像するそうなんです
その想像をして話をしている内容が
あまりに現実とかけ離れていて
それいったい何十年前の事?
って思うぐらいに現実とかけ離れている
ビックリするよ
なんて事を聞くことがあります
このまずいポイントっていうのは
確かに中国でも貧困の村はあるわけです
もしくは何十年も前のテレビなどで見た記憶
でもそれが中国全体だ
っていう風にイメージしてしまうことです
一つの例を自分の中に入れて
それが刺激的であればあるほど
自分の頭の中ではそれがすべて
ってなっちゃうわけです
つまりこの場合
中国の貧困な村を見て
や
何十年も前のテレビなどで見た記憶
で
中国全体がの大半では
こういった状態である
というような判断をしてしまい
そしてその後ずっとその考えが
何十年も変わらないんです
一旦、中国などの海外にもつ日本人の
イメージの誤認識について
話ししたんですけど
このメカニズムっていうのは
対女性にも思いっきり応用されちゃうんです
例えば一回オラオラな態度で
女性に臨んだらうまくいった
という経験があると
女性は S の男性に対して弱いから
全ての女性に対してそういった態度を
とるとうまくいくんだ
というように偏った考えが
作られるのは、そういった人間の
メカニズムにあるわけです
じゃあ私たちはそういったメカニズムに
抗うためにはどうしたらいいのか
と言うと
それは本当か?
ってことを疑うということです
そして一つの例がすべてに反映される
ということはあり得ないので
では、いろんな人と関わってみて
その中のアベレージを自分で掴み取って
みようというふうに考えると
この偏った考え方は薄まって
行きやすいわけです
私たちはついついこのメカニズムに
はまりますなので
いつでもそれは自分で疑うようにしましょう
ひとつを見てそれが全ての文化だ
と思うのは危険です
その人の一つの発言だけを見て
この人はダメ人間だ
と決めるのも危険なわけです
私たちはついつい一つのパターンで
判断を行ってしまいます
女性獲得活動で成功する法則もそれの一つで
例えば20歳の時にやること
と
40歳の時にやることというのは
対女性で考えたらそれはは別物だ
って考える方が自然なわけです