これは目に見えて自分の能力が上がる
といったようなものではないですが
長期的な目線で見れば
これは確かに効果があるだろうな
という内容です
なので結構、地味な話です
でもこれが結局はその自分自身の能力であったり
対人関係のスムーズさを決定する要素
だったりするんですね
まず最初に
動物実験で子供を育ててるマウス
育ててないマウス
で能力のチェックをしたら
子供を育ててるマウスの方が能力が
差があるレベルで高いことがわかった
今度は3パターン
1番目
子供を育てている
この場合は産んで育てている
2番目
自分が産んだ子供ではないが
小さい子供の面倒を見ている
3番目
子供を産んでいない
何も育てていない状態
そうすると順番は1と2が僅差で1の方が
能力が高くなり
離れて3番の能力
だったという順序になるわけです
で、これに関わっているのは
愛情のホルモンであるオキシトシンが
関係してるんです
つまり愛情をもって、自分以外の人と接している人は
オキシトシンが出るので
記憶力であったり学習の能力を向上させる
オキシトシンってホルモンは、そういった性質を
持っているホルモンであるわけです
なので先ほどの動物実験のような結果が出るんだ
って分かってるわけです
つまり人間が自分以外の対象に対して
強い愛情をもって接したり育てたりする場合
その人の能力は何もない時よりも高くなる
って事が言えるわけです
つまり自分以外の対象に対して愛情を持って
接せられる人って
結果的に何もない状態の自分よりも
能力が高くなるって言えるわけです
これって感覚で分かると思うんですけど
一人の人がいてそ、人が愛情をもって自分以外の
対象と接せられる
友達であったり
後輩であったり
ペットもそうです
という生き方をしている人と
自分にだけ愛情を持つという
自分以外に愛情を持つ対象がいない人
その人から繰り出されるエネルギーであったり
能力であったり、生産性って感覚値で
前者の方が良いだろうなと分かると思うんです
私たちは長期的に他人と一緒に生活をしていく
のであれば、こういった要素を持っていないと
関係ってうまくいかないんです
それは何でかと言うと短期的な関係であれば
例えば使っている言葉であったり
その人のフォルムであったりなどが
有効性を発揮するので
短期的な付き合いは結構テクニックによって
改善がしやすいんです
では長期的な関係になってくると
何が大きな影響力を持つのか
ものすごく地味な事なんですけど
その人の人間としての
人間性
になっちゃうんです
じゃあその人の人間性ってどこで決まるのかと言うと
どういった考えをもっていて
その考えをベースに、どういった行動を出しているか
が、その人の人間性なので
愛情をもって他の人と接しられる
人を育てられる人
というのは、結局はいい関係も続けやすい人間性が
出来てるって事なんです
最後は結局
人間性・人格になってきちゃうんです
長期的な目線で見れば、その中でも大切な要素を
担っているものが、この愛情をもって他の人と関わる
生物と関わる
人間としてすごい原始的なところに行き着くわけです
でも分かると思うんですけど
これがすごい大切なんだろうな
っていうのは、このことからも理解できると思うんです
分かりやすく言えば小動物を虐待する人って
絶対好きになれないですし
長期間の関係なんて絶対持てないですもん