天国と地獄

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何か物事が起きた。
人によっては、それを天国にする事も
できますし、それを地獄にする事も
できます。
 
女性との間に摩擦が起きた。
そこで、どうやって、自分に話をかけるか。
 
ここで、結果は、大きく別れるわけです。
「あの女は、人の事も考えないで。
自分の事しか考えていない。」
といったように自分に話しかける。
すると、そこから自分の感情や考え、
言動として
選択される事は。
「悪意」
「敵意」
「不満」
「攻撃」
 
などになってきます。
ネガティブな方向に、一気に動きだします。
そこから、徐々に自分の心の準備が
なされていきます。

 
 
でも、そこで、もし、
「いつもと、様子が違っていたな。
何か、俺の発言の中で、怒りを感じ
させてしまうような事は、あったかな。
それとも、何か約束をしていたりしたかな。」
 
 
のように、自分に話しかけてみる。
 
そうすると、先ほどとは違って。
「再考」
「相手の立場になれる。」
「冷静」
「気づき」
 
こういった事が手に入るかもしれない。
 
当然、そうなれば、その後の展開は
真逆になったりする。
 
何か自分に起きた場合。
その起きた出来事を判断するのは
誰でもなく、自分自身なわけです。
 
だから、判断する自分が、どうやって
自分に話しかけるか。
 
それによって、その後の自分の動きや
対応は、全然変わってきます。
良い方向に行くのも、自分に話かけた
事に影響を受けているわけで。
悪い方向に行くのも、自分に話しかけた
事に影響をうけているわけで。
 
起きた出来事は、まるで、回りで
勝手に起こっている事にように
感じる事が多いです。
 
でも、ちょっと良く考えてみると
その大元は、自分であったりして。
自分に話しかけて、影響を受けて
選択した行動から、もたらされている事
だったりするんですね。
 
試しに、友人に、真顔で。
「いつも、ありがとう。」
と真顔で、言ってみてください。
 
友人も笑顔になります。
 
試しに、友人に、真顔で。
「てめーは、本当にクソだな。」
と真顔で、言ってみてください。
友人も、同じように
「てめーも、本当にクソだな。」
っていうような感じで、かえって
くるでしょう。
 
自分が、自分に話しかけて
影響を受けて、発した言動が
見事に、反映されているわけです。
 
 
自分まで、楽しく、相手も楽しく
させる事もできれば。
どす黒い感情で、お互いを
埋め尽くしてしまう事もできるわけです。
 
すべては、自分に、どうやって
話しかけているか。
これが大元だったりするわけです。