まず最初の前提として、この言葉の
使い方が有効なのは、女性が
男性側に嫌悪感を持っていない事。
感情的に、ニュートラルな状態に
あるか、もしくは、なんとなく
少し良いかも。程度の好感を
もたれている状態で、やっと有効
になってくるものだと考えてください。
ちょっとした言葉の使い方で、女性の
中の意識に入り込み、こちらの好意的
な感情を伝える言葉の使い方という
ものがあります。
例えば、
帰りに、その女性を見かけたら。
「一緒に帰りません?」
よりも
「一緒に帰りたい。」
といった言葉を選択したほうが
二人の間の距離感が近いように
感じさせることができます。
代表的な例は、
何か希望や、意見を聞く時に
「どう思う?」
と聞くよりも
「○○ちゃんは、どう思う」
とその人の名前を入れていう。
などというのがあります。
名前は、その当人にとって
最も心地よい言葉の一つであるので
これを意識的に使う事は、良いと
思っています。
なぜ、このように言葉の使い方
で、その人達の距離感が
変わって感じるのか?
これについては、ちょっと次の文章を
読んでみてください。
すると、ちょっと言葉を変える
だけで、距離感が変わる事が
良く分かります。
こないだAと遊びにいったんだ。
Aと飲みにいったんだ。
という言葉の使い方
こないだAの家にお邪魔した。
A達と○○メンバーで飲みにいった。
前者の方が、Aと距離感が近く
仲が良いように感じられる傾向になります。
実際としては、Aの家に遊びにいったので
表現としては、どちらでも
間違いではないのです。
ただ、前者の言葉の使い方で
話をされた方が、距離感が近いと
いう印象を与えます。
飲みにいったのも、実際は、メンバーで
飲みに行っていたので、どちらの
言葉の使い方でも、間違いでは
ないのですが、前者の方が、距離感
が近いという印象を与える。
言葉の使い方を、ちょっとだけ
意識するだけで、印象が変わる事が
分かってもらえたかと思います。
このような言葉を使えば、今、
まだ、距離感が縮まっていない
状態だとしても、感覚的に
もっと、親密な関係なのかもしれない。
このように認識させる事ができる
可能性があるのが、この言葉の使い方
のメリットのひとつです。
言葉には、二人の距離感というのもが
表現されるものです。
そこで、こちらから意識的に
言葉先行させて、距離感を縮めて
行こうというのが、今日のお話の
趣旨です。
現在の関係性が悪いものでない
限り、こういった言葉の使い方を
させると、意識的に認識できる
レベルではない所で、影響を
与える事ができ、結果、それが
良い関係に発展させる事ができたりします。