準備が完璧に出来たら、俺は活動をスタートさせる。
この考えはやめた方が良いです。
まず準備が完璧になる事はありません。
準備というのは、あくまでも準備。
これからやっていく事に対して事前に完璧な
準備なんて出来るはずもないからです。
で。
実はそうやってより完璧に準備を。
と思っている人って、実は自分を守って
いるんです。
なぜ、より完璧な準備を。
と考えている人は自分を守っていると言えるのか。
これってどうしても自分への言い訳に
使いやすいので、
完璧な準備
という実際にはなしえない事を、前にもってきて
自分がなぜ前に進まないのか。
この言い訳をするんです。
これは分かっている事なのですが。
完璧な準備。
適当で良いからやってしまおう。
この場合、圧倒的に後者の方が良い結果を
手にする事が分かっているんです。
完璧な準備というのは、言い訳なんです。
意識は出来ていないのかもしれない
のですが、そうやって自分が思ったように
展開できないとしても、完璧な準備が
なかったからね。
という理由を用意しておくわけです。
それともう一点。
自分の理想が高いんです。
自分がこういったレベルに達しないとやる事が
できない。
言い方を変えると自分に厳しいんです。
厳しくしていると、ループになります。
より高いレベルでないと、やる価値がない。
では準備が出来たら。
でもそんな状態にはならない。
高いレベルを自分に求めると本当に
苦しくなります。
これは日本人の特性でもあるので、良い面でも
あるのですが、自分をもっとゆるくとらえて
あげないとキツイです。
自分がキツイです。
自分を緩くしてあげる事ができると。
かなり楽になりますし。
ざっくりと動けるようになります。
ざっくり動ける方が、フットワークは
軽くなります。そしてざっくりなった方が
上手く物事が運びやすくなります。
深刻に考えない。
だって深刻に考えるほどの事ってそんなに
無いですから。
深刻に考えるほどの長い時間、私達には
ないんです。
楽に考えて、もっともっと自分を楽に
ざっくりと行動させてあげると
上手く展開していきます。
遊びも、仕事も、生活も。
大切なポイントは。
完璧な準備は必要ない。
ざっくりとした考えを持ってみる。
自分に必要以上にキビしくしない。
