私たちは何かに集中したり、そこにより
自分の能力を集合させたりする時に
脳の中ではどのような動きが
起こっているのかと言うと
集中するということは脳の中の一つの回路に
より多くの量を流すようにするわけですね
一つの回路に量を多く流す
その分
他の回路の量を減らすわけです
行きたい方向の回路の量を増やして
それ以外での回路での量を減らすというのが
一つに集中していく際の脳の動きなわけです
これって私たちが何かしらに集中する
自分の能力を最大限まで発揮する時と
結局同じスタイルなんです
脳がそういった動きをするわけですから
結果的に私たちもそのような活動をする
そうすると自分の能力というのは最大化させやすい
ってことが分かってきます
では私たちの生活の場面ではこれって
どういった形になって再現されるのか・させるのか
っていうと
自分の生活の中で
これはやめよう
これは捨てよう
そうして自分がやりたいこと・やるべきことに
他にエネルギーは向けないで余計なものは
全部捨ててしまって
自分のやるべき一つの道にエネルギーを
注ぎ込むって形です
他の事に向かっていくエネルギーというのを
捨ててしまって狙っているポイントのみに
全部をぶつけるっていうのが
自分の潜在能力を最大化させるには
有効な方法なわけです
脳自体も対象に集中する時には
そういった動きをするわけですから
やっぱりこういった活動って理にかなってるわけです
例えばあるクリエイターさんの話で
有名な話があって
朝9時に仕事場に来る
そこから仕事にずっと向かってやり続けて
帰るのは朝になってから3時とか4時に
帰宅するという生活
それが毎日
休みとかは関係なくずっと続けていく
そして驚異的なのはその生活を20年以上
体調を崩さない風邪もひいたことがない
って言うんです
というように人間は何かに取り憑かれたように
そこにエネルギーを注ぎ込むと
とんでもないことを起こせたりするんです
ここまで人間に備わっているエネルギーを
全部1点に注ぎ込むことで
普通の人とは違う脳の回路になって行き
ほとんどの人が気づけないようなことまで
気づけるようになっていく
見えないものが見えるようになり
感じ取れないものが感じ取れるようになり
感度が極限まで高まっていく
これがいわゆる天才たちがよく言うところの
細部にこだわる
ということに繋がって行ったりするわけです
私と同じように自分は凡人だなぁ
と思う場合は結局は私たちの脳と同じスタイルの動きを
した方が、狙った事っていうのは
うまくいきやすくなるということが
分かると思います
天才でもそれをやるわけなんで
ちなみにこのクリエーターさんは宮崎駿さんです
