前回は
デマが広がる仕組み
デマを広げる人の考え方などのお話をしました
このデマを広げる行為に疑問を持たない人は、自分では
認識してないんですけど
多くの人のデメリットになる行動を
無自覚にやってしまっている
ちょっとアレな人っていうことになる訳です
でもこれって多くの人が陥ってしまうもので
インターネットができてきてからは
特にこのような前提をもとに情報というのを
自分に入れていかないといけないんです
インターネットがない時は話をして
情報を入れるっていうのは
既に知っている人から情報が入ったり
自分の知っている人の紹介の人から情報が
入ってくるので
ある程度、情報源としての品質は担保された状態で
情報って仕入れていたので、ある程度以上
情報を聞く、話を聞く段階で、この人が
話をしていることだから
この人の紹介された人だから
話はある程度以上の精度があるものだ
とわかって聞くことができるんです
でもインターネットになると、この身分の保障
と言うのがないので、まずはとりあえず
話は正しいか間違っているか
どっちかわからない
それ以前に話をしている人が誰だかわからない
と言う前提で話を聞くことをスタートしないと
いけないんで
これを習慣にしなきゃいけないんです
その上で更に理解しておかなければいけないことは
一つの物事があったら
どっちかが100パーセント正しいものだ
という考えを持たない方が良いです
特に話として意見が分かれるものというのは
どちらにもそれなりの正しさがあるからです
それにプラスして、その人の発信を見る時には必ず
その人にはその人の立場であったり
メリットというものがあって話をするので
100パーセントその主張を信じる
というのは危険なんです
誰でもその主張には何かしらの理由があるからなんです
では何で100パーセント主張を信じきらない方が
いいのかというと
これは前の方でもお話したように
一つの話を聞いてそれが全部が正しい
と判断するのは非常に危険だからです
なので保留しておくというのがいつでも
話を聞いていくとき、情報を入れていく時には
よりベターな立ち位置になるんです
こういう風に保留という形をするから
引き続きその主張以外の別の主張であったり
話を聞いた時に、ちゃんと別の意見の話も
自分に入れて判断をすることができるんです
これを最初に聞いた話が100%正しいんだ
って思い込んじゃうと、それの逆に位置する話を
自分に入れられなくなるんです
そうすると偏った判断の仕方であったり
誤った方向に自分が進みがちになってしまい
極端な判断を下したりするんです
このような立ち位置では、話の両極端にいる人達の
話、両方の意見を聞く時には
そういったニュートラルの立場に立っていると
どっちの主張にもそれなりに正しい所と
誤っているところ
などがあるということが分かってきます
そうするとここから分かることは
やっぱりその人の立ち位置や何を求めているか
などによって話というものは大きく変わって
くるものであり、Aにとってはこれが正しく
Bの人にとっては逆のことが正しい
というのは、よくあることだってことがわかるんです
なのでどっちかが100パーセント正しいということは
結局ない
という結論にたどり着けたりする
そうすると話を聞いていても、
より良い精度の高い判断ってしやすくなるんです