相手との関係の中で、相手基準に自分の生活を
作っていくと、後で大変なことになります。
ここちょっと分かりづらい抽象的な話なので
具体化してお話をしていきます。
自分に彼女ができたとする。
そうすると、ある種の人たちって、その彼女を中心として
自分の生活を作っていくんです。
自分の楽しいを作っていくんです 。
それを世の中では、尽くす人とかって言われるんです。
尽くすというのは、女性側を基準として
女性を中心に働きかけをする状態。
例えば彼女が、こういうのが好きだったり、
こういう時間が好きだ。
っていうのが分かったら、じゃあそれに合わせて
自分の趣味であったり、時間の使い方
っていうのを作っていく。
女性が楽しんでくれてるのを見て、こっちも楽しむ 。
彼女はこういう男性が好きだと言ったら、
それを基準にして自分のライフスタイルであったり、
考え方であったりを作っていく。
これって何がまずいのかって言うと、
自分を構成しているものって、自分で決めて
自分で管理できた方がいいんです。
何でかと言ったら。
じゃあ、その彼女を基準にし、、自分の楽しみであったり、
生活スタイル、考え方を作っちゃったら、
彼女がいなくなってしまった時って、
多くのものがなくなってしまう状態になる。
なぜならば、相手を基準にして自分の生活スタイルを
作ってしまったからです。
これ相手の趣味趣向を無視するってことじゃなく、
基準はあくまでも自分に持ってきといた方がいい。
といった話です 。
例えば、今一緒に過ごしている友人がいるとします。
でも、基準を全部友人にしてしまったら、
その友人が都合によって、自分の周りから
いなくなってしまった時に、自分は
どうしたらいいんだろう。
ってなっちゃうんです。
女性でこのような状態になっている人を
度々見かけます。
だから基準って自分に持っといた方がいいわけです。
そうすると考え方としては、一緒に時間を楽しんでいる
大切な人がいた場合。
その時間を大切にするのは、ものすごくいいことです。
一緒にいれる時間なんて無限じゃないので、
今しかない可能性があるからです。
でも、その人がいてその人と一緒に過ごすことが楽しくて。
その人がいてくれるから楽しいんだ。
その人がいなくなってしまったら、そこがポカーンと
開いちゃうんです。
そして抜け殻のような感覚であったり、寂しい
という強い気持ちが出てきちゃって、
自分の感情コントロールできなくなっちゃったり
するんです。
でも、その時間の楽しさの基準を自分にしていると、
例え相手側がいなくなったとしても、
何も残らないということにはならない。
例えば、今その時が楽しいという条件は、その相手が
いるから楽しい。
のじゃなくて、自分はいつでも楽しい状態を
作れるという考え方です。
そうすると考え方としては、今一緒に時間を過ごしている
仲いい人がいるとして、その人と一緒に時間を
過ごせることは、ものすごく感謝し、
その時間を大切にする。
でもそれがなくなったとしても、相手の考え方が
変わっていなくなったとしても、
それは相手側の決定であり、自分には
そんなに影響しないという状況を作ってた方が
いいわけです。
今の時間は大切だけれども、その時間があってもなくても、
自分は大丈夫っていう状況を作っておくことが
良いという考えを持っています。
こうしないと相手がいなくなった時の、この喪失感って
どうにもならなくなっちゃうからです。
なんかこんな話ししてると、私がすごく殺伐としたような
人間だと思われるかもしれないんですが。
もともとはものすごく、ウェットな人間なんです。
なので、仲いい人がいなくなるとか耐えられなかったんです。
でもそれだと、相手基準になっちゃって、
他人によって自分の生活スタイルが、振り回されてる
ような感じになっちゃうんで、
それは違うなと思ったんで。
考え方を切り替えて今の考え方にしています。
そうすると環境は変わったとしても、
それに対応ができます。
絶対に今の環境は変わっていくからです 。