女性は、意味が分からない

これは、男女間でお互いに言われている
言葉です。お互いに、「意味わからねー」と
言い合っています。
そもそも、これは当たり前で、男女ともに
お互いの役割分担があったので
それをこなすために、専用の性質が
出来あがってしまっているので、仕方
ない仕組みの一つなんです。
 
付き合い当初は、まだ、恋愛というドキドキ
感があり、そういった面に目がいかず
脳内麻薬が出まくっている状態ですから
楽しい事にしか、意識はいきません。
 
しかし、時間の経過と共に、その興奮状態も
なくなってきて、冷静になってきます。
 
そこで、お互いに男女としての、性質の
違いが目に付くようになるわけです。
 
代表的な違いといえば、なんといっても
男性は、生きてきた性質上
「物事を解決させる力」
を必要とされます。
 
でないと、死んでしまいます。
 
例えば、何か食料となる動物を捕まえて
いた時代ならば、その食料を捕まえよう
と思って、失敗して、仲間の内
一人が死んでしまったとします。
 
その具体的な問題をどうやって
解決させ、そういった事態にならないように
回避しながら、食料を確保するか？
というライフラインの確保も考えなければ
なりません。
 
目に見えている、現実的な問題を
一つ一つ、確実に解決させていく能力を
求められている訳です。
 
そこにあるのは、現実と直結した
解決策のみ。
他に必要となるものはありません。
解決できる事が最大の目的です。
 
だから、男性が女性に言われてもっとも
うれしいと感じる事のひとつに
仕事で成功したりしたタイミングで
 
「すごいね、普通できないよね。」
 
「才能あるよね。」
 
「あなたなら、なんだってできるよ。」
 
といったセリフを言われると、至上の喜びを
感じるのです。もう、まさに身ぶるいをする
ような快感を得る事ができるのです。
 
それは、男性の最大の使命を達成した事を
認めてくれているのですから
こんなに、自分を認めてもらえる瞬間は
ないのです。
 
しかも、それを言われる相手が、俺達男性
の人生の目的である、女性ですから
ここで、最大の幸福感を感じない方がおかしいと。
 
で、この男性のメカニズムを良く理解している
女性は、このポイントを決してはずしません。
 
このタイミングを利用する事で、どれだけ
男性の自尊心を満たせるか？
を良く理解しているから。
逆に、ここを上手くキャッチできていない
女性は、資質の高い男性を確保できない
傾向が高くなります。
 
男性は、そういった性質が、仕込まれている
のですが・・・
 
それと、女性は、真逆なんですね。
女性は、目の前には、100％解決しなければ
ならない問題が無い状態が多かった
のです。
 
子育てコミュニティーの中で生きる
事がメインでしたから、そこに100％
の解決法はなく、あるとすれば
いかに、その中で、フワッと生きるか。
お互いに情報を交換しながら、より
安全に生きる。
 
摩擦を起こさないで、平和的にやって
いくかが、大切な目的となってきます。
 
ですから、何かを決める。
解決させるという意識は低く
どちらかと言えば、コミュニケーションと
して、何かを話している事が多く
なるわけです。
 
ここに差で、男女で、埋まらない
会話の差がうまれてしまうわけです。
 
男性は、問題解決させるための会話
女性は、コミュニケーションを成立させる
ための会話。
 
を中心として、接しようとするので
どうしても、そこが理解しあえないのです。
 
という事を理解すれば、ちょっと理解
しあえるようになるのですが、男女ともに
この点を深く理解している組み合わせは
あまり見た事がありません。