人が見てなければ、何をやってもバレないから
大丈夫だと思っている人は結構多いです。
そして誰にもバレないからと言ってズルをします。
ところが人というのは、昔からの性質として
人間のコミュニティの中で生きていくというのが、
一つの習慣として自分の中に備わっているので。
他人を出し抜くために、
ズルをするというのは良くないことだ。
と本能的に理解をしています。
そのためにバレなきゃいいだろうと
思ってズルをしたものは、
自分の中にズルをした卑怯な人間
として自分のイメージが
形として残るようになってるんです。
例えば、ずるい事をしたという認識がある人は、
自分をキレイにしたいという意識が
無意識のレベルで起こるようになっています。
例えば石鹸であったり、シャワーであったり。
そういったことに興味を
持ったりするようになってます。
自分が汚れていると感覚的に感じるからです。
色々な選択肢があるならば、そういった
キレイにする対象に興味を向ける
ようになるんです。
複数のアイテムから、どれかもって帰って
いいよって言われたら、自分が汚れている
と思っている人は、石鹸などをもって帰る
確率が高くなるみたいです。
例えばよく映画のシーンなんかで、
レ〇プされた女性が自分の体をひたすら
執拗に洗い続ける。
血が出るまで洗い続ける。
こういったシーンを見たことがあると思います。
人間の性質として、汚れたと思うと
ひたすら自分は汚い。
洗わないと。という感覚に陥る。
だからああいったシーンが作られるわけです。
(ひたすら自分を洗い続ける、というシーン。)
この状態が継続的に続くのが、
良い状態なわけがない。
どんどんどんどん自分が汚染されていく
そのことを積み重ねる。
本人は気づいてないけれども、
意図的に汚い事をする、ズルをし続ける。
汚染された状態が続く、
結果的にネジ曲がった人格は出来上がったりする。
何か自分でも悪い事をしていると意識しながら
やり続けている。
自分が汚染されている人というのは、
他人がやった悪い事に対して、必要以上に
強く批判をするという傾向があるのです。
必要以上に他人を攻撃する人は、
本人は気づいていない中で、
自分自身がかなり汚染されている可能性がある。
この状態って想像に難しくないと思います。
必要以上に攻撃をする人で、現状に超絶に
満足している人が多いとは思えない。
この感覚は正しいわけです。
このように気づかないところで
負のサイクルという状態に、はまっていく。
よって人を陥れたりとか
ネガティブな行動をしない方がいいというのは、
偽善とかそういうことじゃなく、
単純に自分のためにその方がいいですよ。
という、すごくわかりやすい事実なんですね。
他人のためじゃなく結局その方が、
自分自身の生活自体が、
うまく回りやすくなるわけです。
まあ考えれば当たり前で、
自分が汚染されまくっていると
思っている状態が、長年続いて
自分がその影響を受けないわけがない。
それは人間がちょっとしたものに
影響を受けて心境が変わってしまうと言う、
繊細なものなんだという前提からもわかるわけです。