首尾一貫して同じことを守りとおす。
というのは、場面を見ていかないと
あまりうまく回らない。
良くないケースが多くなるんです。
というお話を前回しました。
別に何か(例えば、物とかお金
などの分かりやすいもの)を用意する事とか、
そういった事に上手な愛情
表現ってあまり役立たないです。
例えば女性が安心して生活が
出来るようにという考え方は
良いと思うのですが。
それによって、自分が女性を
養っているという考えが強く
なっていくと、それはまた違った
考え方が本人の中に育っていく。
この考えは上手な愛情表現のとは
逆に位置するものだから。
もちろん、そういった事ができる
のであれば出来た方が良い。
男女がパートナー化する意味は
確かにそういった所にありますから。
どっちかが転んでも大丈夫なように。
というのがパートナー化する
最大の意味の一つ。
でも。
それと上手な愛情表現というのは
また別で、上手な付き合い方も
また別で。
物理的なものじゃなくて、
一緒に変化をしていく。
女性側の変化にも対応できるし、
それに伴って女性側も男性の変化に
柔軟に対応する事ができるようになる。
順序としては男性側が先に。
これが上手な愛情表現になるし、
上手な付き合い方かなって
思うんですね。
もちろん、モノとかお金
ってのは潤沢にあった方が良い。
無いよりは絶対に良い。
けど、それが愛情表現になるか、
上手な付き合い方の大きな
ポイントになるのかな。
ってなるとならなくて。
その時の進み方によって、考え方を
柔軟に対応させて、女性側の考え方
や変化にも柔軟に対応できる。
ってのはすごく女性側からすると
愛情を感じると思うんです。
極端な話、
「君は何をやっていても、すばらしいぜ。」
っていう態度は、良い愛情表現に
なりえるけど、
「俺はこれだけ君を経済的にも
裕福にしているから、
君は絶対にこれからも幸せを
感じるべきです。」
とか、
「ここまで俺がやっているんだから。
一体何に不満があるのか。」
っていう態度は、すごく嫌。
態度はその人の成長によって
コロコロ変えるもの。
いつまでも同じ場所には人はいない。
成長をしていく。
それベースにして、全体の付き合い方を
変える事ができるってのは
すごく大切。
こういった付き合い方をして
くれると、付き合ってもらって
いる側(女性側)も成長がしやすい。
押し付ける。
決めつける。
自分の思い通りにしようとする。
こういった態度が愛情の真逆に
位置する事が分かってきます