やっと、大学に入学が決まった。
そして、念願だった、一人暮らしができる
そういった場所を選んだ。
別に親が嫌だったわけではない。
むしろ、両親は好きだ。
だけど、俺は、絶対に一人暮らしがしたかった。
大学に行く目的は、勉強ではなかった。
浪人生活を通じて、勉強をしても、対して成績は伸びなかった。
そりゃそうだ。
元々偏差値など、あってないようなものだ。
その段階からの浪人だから、1年や、そこらで
それなりの大学に行こうと思うのが、そもそも
小さい頃から、必死に勉強して、頭脳を鍛えている
継続的な努力をしてきた人達に対して失礼極まりない。
だから、とりあえず、一人暮らしができる
地方に行こうと決めていた。
浪人生活は、渋谷のすぐ近くだった。
実際にすんでみて、思った事は…
「ここでは、俺は最大限に楽しめ無そうだ」
という事だった。
片田舎で育っているから、やっぱり、この環境には
なじめないし、正直、俺の一番の目的は
「死ぬほど、女性とヤ○まくる」
これ以外に頭にはなかった。
もう、その欲望で、俺の頭の中は、爆発しそう
だった。それ以外に、なんの目的もない。
これを達成しな限り、俺の人生には、何の意味もない。
それぐらい、どうしても、遊んで遊んで
遊びまくりたかった。
元々、中学生の頃から、意識した事だったのだが。
女性への興味が人よりも強い事に気づいた。
頭の中は、女性の事で、イッパイである
事に気づいた。
そして、その願望は、徐々に鬱積してきて、もう爆発しそうで
この衝動をどうしても抑えられないような状態に
なってきていた。
この頃から、もう、俺は、家を出たくて出たくて。
親の目がある環境で、女性を自由に家に連れ込む事ができない
この環境でいる事が、たまらなかった。
この当時の俺の中は、女性の事だけで占められていたから。
生きる意味は、それしかない。ぐらいに思っていた。
…若かった…
今になって思えば、そう思えるのですが。
その当時の色情魔と化している、己には、ぜーんぜんわからない。
