その時の経験は、その後の俺に莫大な影響を与えました。
どういったファッションが、女性ウケするのか。
それを、良く実感できたのです。
ここは、かなり大きかった。
この気づきをもらえなかったら、自分だけの
考えのファッションへのこだわりで、全然前に
進めなかったと思います。
本当に今、振り返れば、ただのデザイナーファッションです。
俺が当時、おしゃれだと思っていたファッションは。
今見ても、おしゃれだとは思います。
ギャルソン
Y‘S
ビビアン・ウエスト・ウッド
そういったものを好んできていました。
うん。こういったものを着てナンパしている人って
そういえば、見ないですね。
でも、自分が欲しているタイプの女性には
全くウケません。ちょっと考えれば到達するような
部分にも、考えは全然到達しませんでした。
マッチング。
これを全然考えられなかったのです。
人は、表面上にも、自分の趣味趣向を表現している。
これに気づく事ができなかった。
こういった当たり前の事を、当たり前に
教えてくれる人がいれば、俺の成長は、何倍も
何年も短縮されて、大学1年生の時から、全力で
走る事ができたのになと…
まあ、そういった「誰か教えてくれる人」。
この気持が強いから、結局、俺は今、そういった事を
まだ理解できていない男性に向かって、情報を配信
しようと思ったので、結果オーライではありますが。
徐々に、M森やY田との合コン遊びの回数は
減っていきました。
良い意味で、俺と彼らとでは、現段階でのステージが
違う。中学生レベルの野球レベルなのに
プロ野球の試合に出ちゃっているような感じ。
太刀打ちできるわけがない。
だから、俺は修行をしなければならない。
そう感じるようになりました。
そして、もし、いつか、俺のレベルが上がって、
奴らのレベルについていけるようになったら。
またY田に、読者モデル合コンに連れて行って
もらおう。そう心に強く決めました。