コミュニケーションや会話にはスピード
には複数の性質を持っている
というお話を前回しました
なので私たちはコミュニケーションや
会話の中でそこでのスピードというものに
対してのしっかりとした認識を
持つようにした方がいいわけです
例えば気心が知れている人たちの間での
会話というものはスピードが速くなりがちです
って事は使われている言葉であったりがあまり相手に
対しての気持ちへの配慮が少し欠けてしまう
傾向がある
これを前提にしといた方がいいです
そうしないとその一つの言葉に対して
傷つくことになったりするからです
今スピード早く、気心知れた人達で
話してんだから、ちょっとした言葉のチョイスミスは
当然あるものだ
ということを理解しながら
その早いスピードに対応してた方がいいわけです
ここであまり周りの人から好まれない人
あまり会話に入れてもらえない人
会話が上手でない人というのは
ここでもいつもの自分のペースでの会話を
してしまうんです
そうするとあまり会話に入れてもらえない
キャラクターになってしまうんです
もともと自分がよく考えてから言葉を
発する場合
どうしても今、展開されている会話の
スピードとは違うスピードで
その会話に入ろうとしてしまう
それが自分にとって、ちょうど良いスピードだから
そうするとみんなにとっては今のペースと
大幅に違うペースになると話しづらくなったり
そこで話が区切られちゃうような
感じになってしまうわけです
なので自分側がその場面の会話スピードに
ペースを合わせる事ができる
というようなコミュニケーションの取り方を
練習していかないといけないわけです
自分はいつも話しやすいペースで話をするんだ
というふうに考えていると結局はそれは
自分中心で考えていることになり
結果的に自分の会話ペースを大切にして
気心知れた人達の会話の中で気楽な話を
スピード早い展開でやっている時に入っていくと
この人は入れたくない
という風になっちゃうわけです
なのでそういった近しい関係の人たちの間でも
スムーズに会話に入るためのスピード慣れ
というのも意識しないといけないんです
自分は苦手だからという理由で
その場面から逃げていると
うまくその会話に入れないということになり
結果的に速いスピードの会話ができない
ということになるわけです
これは男性に比較的多いです
いつでも毎回、熟考してしまって
中身のある会話だけをしたい
結論を見出せなければいけない
問題定義をしなきゃいけない
みたいに考えてしまうと
どうしても考えるという種類の会話になってしまうので
ペースが遅くなってしまうんです
その必要がある会話場面と、ただ会話を楽しむ場面
では求められるスピードは変わると認識する事です
気を付けなければいけない点は会話のスピードが
上がってきてお酒飲んでると
これは失言が出やすくなるって事なんです
早いスピードの会話には失言が出やすいものなのに
さらにここにお酒が入ってしまうと
もっとスピードが早くなったりするけれども
思考能力自体は落ちてしまうので
とんでもない言葉が出やすくなるんです
なのでお酒を飲んでテンション上がって
すげーハイペースで皆で話してる時には
注意が必要なんだってことを意識できるといいです
そして自分がこのペースだと失言をするだろうな
ということを自分で捉えられるようになってた方が
自分自身が失言をすることが少なくなるからです
相手側の失言は、私たち側で理解・解消できます
お酒を飲んでいる場面だから
こういった言葉が出るのかもな
という風に納得しやすくなります
ただこの仕組みを理解していない側ですと
このようには考えてくれません
ので、私達側は失言をしないように気を付ける
失言が出やすい状態を理解する事が大切です
そしてここでもう一つ追加してお話ししますが
早いスピードで話をするにも訓練が必要ですし
考えて言葉を選ぶための会話にも
意識と訓練が必要です
つまり両方の会話の性質というものを理解して
組み立てていくという考えを持つことが大切です