こんなに激しく、ノリが良い飲み会は初めて。
そう思うぐらいに、盛り上がり。
「あー、こんなに楽しい事が、世の中にはいっぱいあるのか…」
田舎から出てきた俺には、楽しい事ばかりで
どれもこれも、新鮮で、大学の生活は、楽しい事が
色々と待っているんだろうな。
ますます、今後のワクワクが止まらない状態に
なっていきました。
いや、本当に楽しいんですよ。
たぶん、今でも、このサークルの飲み会に参加したら
楽しいと思います。
田舎特有のゆるいノリが、俺には合っているんだと思います。
新歓コンパは、2次会3次会4次会と、続き。
昼近くまで続くのですが、その頃には、新人は残って
いませんが、俺達は残る事にしました。
楽しいから、帰るのが嫌だっただけなんですが。
すると、この日だけで、先輩方からは、覚えてもらえて
ある意味、すごくやりやすくなりました。
その後も、飲み会は、頻繁にあり、それに伴って徐々に
参加する人数も少なくなっていき、サークルメンバーが
絞られている感じです。
で、俺は、先輩達のやり方を見るわけです。
ここで、どうやって、女性達と知り合うのか。
どういあって、エ○事に持ち込むのか。
サークルに参加したのも、結局、女性との出会いの場を
作る。と、仲間を作る事がメインですから
そういった点をシッカリと、学なばなければなりません。
まず、先輩達が圧倒的に、新人に対して有利なのは
「先輩」
であるという立場でした。
先輩である事で、場慣れをしている事が
新人の女性達から見れば、その点が余裕に
見えるわけです。
そして、その余裕が、男性的な魅力へと変換されて
いきます。
さらに、数年間先に大学生活を送っていますから
遊びの幅も広い。
話のネタも豊富。
お店も良く知っている。
アルバイトをしているので、ある程度、自由になる
お金を持っている。
そして、ここが、一番大きな差だったのですが
「車」
を持っている。
ここ片田舎では、車は、最強の武器になります。
実のところ、一人暮らしよりも何よりも、最強の武器に
なるのは、この車でした。
この差は、どうにも埋められないぐらいの
圧倒的な差を感じました。