周りの環境を変えると考えると、
最初にイメージしてしまうのは、
“周りの態度を変えさせようと、自分が他人に働きかける。”
とりがちな態度として、言葉を選択して、
自分はこう言った人間だから、こういうように扱え。
的なことを表現したり、こういう風にやれ、と命令してしまったり。
相手側を自分の都合良い形に変えようとしたり。
例えば、それでありがちなケースが、
会社である程度上の立場になった人が、
下の人達に敬意を持たれたいからといって、偉そうな態度をとる。
威圧的に怒ってばかりいる。
そういった態度をとることで、自分には逆らえない状態にする。
そうして自分は偉いのだと認識させる。
それで自分の望んでいるものは手に入ると思っている。
このように自分から相手に何かしらの命令をしたり、
圧力をかけたりすることで相手の態度を変えようとする。
でもそんなんでは変わらない。
相手の態度を変える時に、
一番最初に取り組まなければいけないこと。
それはもう決まりきっている。
決まりきっているし、それ以外では大した効果を得れない。
これはその事実を明確にすれば、非常に納得いく。
確かにこれ以外の選択は、意味ないなということが分かる。
ましてや適当に言葉で言ったからといって、
他人から自分への態度など変わるわけがない。
なんならむしろ悪くなる。
だから私たちがこの場面で考えなければならない、
重要な方向性は、これだということがわかります。
そしてなぜ考え方が大切だと何回も言うのか。
それも分かります。
周りからの態度を変えるのに、いくら自分から
命令をしても意味はない。
全然方向性が違うということがわかります。