周りを見渡すと本当に、そんなこの態度を
選択することでメリットを得られるの？
その態度を選択すれば損をすることしか
考えられない
というような態度を選択している人も
いるわけです
が、それはそれでその人が採用している
考え方で、本人はそれでメリットを得られる
と考えているわけです
例えば他人に対して否定的な態度や言葉
傷つける言葉を投げかけている
その態度を見て何のプラスになるような感じは
私たちからしなくても、本人からしてみると
傷つけることで自分が上に立てる
というメリットを感じているわけです
だからやり続けるんです
人間は自分でメリットがあると感じているものしか
選択ができないです
自分が圧倒的に損をしていると感じるものは
選択できません
あと現状での色々な複合的な心理面のバランスなども
関係していて、今の考えが決まっているわけです
ですから、もしもその心理的な面が
変わるようなことがあれば
その人の道徳的なものは変わりますし
考え方も変わりますし
判断も変わっていくわけです
人の性質はかなり流動的なものなので
一面を見て、この人はこーだ
一生変わらない
というのは非常に現実的ではない
判断の方法になるわけです
そして人間の心というものは
すぐに変わってしまったり
心変わりするというのは
非常に普通のことなので
結構、今私たちに見えてる、その人というものは
微妙なバランスで成り立っているんだ
ということを理解していた方が良いです
例えば何かニュースがある
「すごくいい人だったのに
こんなことをするなんて」
って言う言葉がありますけれども
あれは当然のことで、その人の一面性しか
存在しないなんていうことはあり得なく
複数の要素を持っていろんな面があって
その人が構成されているわけです
その時の心理的なバランスで
どこが強化されるか
ということで、その人から表現されることと
いうのは非常に変わるわけです
例えばその人のバランス的に自分にとって
近しい人で、この人には優しくした方が
いいなと判断している時の態度
と
敵だと思ってる人に対する態度というものは
まるで
その人はこれまでの経験上を変えた方が
メリットが多いという風に判断してる場合は
まるで二面性があるかのような態度の選択を
したりもするわけです
ですから私たちは目に見えているものが
その人の全てだとは思ってはいけない
他の面もあるということを知らないといけない
現状の性格が作られているのが
現状で、その人にとってメリットがあるから
今の現状の態度がある
メリットが変われば、その人の考え方や
態度も当然ながら変わる
の付き合い方もかわる
と言う事が普通にあるもんなんだ
ということを知っていた方がいいわけです
例えばこんなこともあります
仕事が変わることで、これまでの付き合い方
が全く変わるということがあります
関係を切られた人たちは
「あいつは変わった
裏切った」
という風に言われたりするのですが
本人からしてみると新しい人たちとの付き合いを
密にすることの方がメリットがある
と考えたので関わる人を変えた訳です
これなんかはまさに分かりやすい例で
本人にとってみてのメリットが変わってしまった
それに応じて態度も変わったと言うわけなんです
これはその人がロクでもない人間なんではなく
基本的に人間はそうやって相手との間の
メリットを考えて態度を決めているものなんだ
基本的にはそういったものが
人間の仕組みとして備わっているんだ
と知っていた方がより良いです
ですから今目の前に表現されている
その人の性格というものが全てではない
ということを知っていて
変わる可能性はいつでも十分にある
と思っていて付き合った方がいいわけです
続きます
