男女市場の価値は男女で全く違うので、
私たち男性側は、女性を獲得するのに
多くのコストが必要になる。
若い時は多くの男性が一度は、
男女の間では、その立場で釣り合いが
取れてない、不公平である。
男性ばかりがコストを割かなければいかん。
という感覚を持った人も多いと思うんです。
私もその 1人です。
ずっと納得いかなかったんです。
男性側の負担があまりにも多いような気がして。
そして、同性の男性から見て、
かなり良い条件・立場にいる男性が
あれだけのことをして、
やっとこの「程度」の女性と上手くいくのが
関の山か・・・と思ったこともありました。
選ぶ事、男性側にはその権利がない。
ということをずっと疑問、且つ、
不満に思っていたんですが、
大人になってくると様々なことが分かり、
特にこういった点が決定的だな。
と思う部分がありました。
動物という目線で考えて知っていく。
基本的に動物のメスとオスがいる場合は、
どの動物も子孫を育てることに参加しない・
コストをさかない方の同性の間の争い
というのは必ずハードなものになる。
というのがお決まりだ。
ってことが分かったら、それを当てはめて
考えれば、、、
なるほど、これも結局は人間にも該当するな。
ということが分かるわけです。
人間でも今は男女平等に子供子供を育てていく
活動をするという風に言われていますが、
現実問題としてはその比率は圧倒的に
女性の方が多いわけです。
今でも多くの男性は子育てに対して
「手伝う」
という言葉を使うことからも、
感覚としては自分は補助的な立場だ
と考えている人が圧倒的多数になる
ってことかも分かってくるわけです.
そうすると先ほどの考え方を応用すると
分かると思います。
さきほどの考え方は、子孫を育てることに
参加しない度合いが高くなればなるほど。
同性間の争いはハードなものになる。
から考えていけば、人間は丸投げまでは
言いませんが、かなりの負担は
女性側に任せている。
結果、そうすると人間の文化においては
男性間の女性獲得の争いは、ある程度以上
ハードになるものが決定的になるわけです。
そして動物を見てもわかるように、
ほとんどのパターンでメスの方が
負担を多く背負っているので、
オスのメス獲得の争いは、どの動物でも
ハードなものになっている。
場合によっては命を落とすこともある。
ちなみに動物によってはこれが逆転している
現象があるんですけど。
当然逆転しているということは選ぶ立場が
オスになって。
メスは選ばれる立場になるんです。
オスの方が慎重に選び、女性は選ばれるために
コストを割くという形が見られるわけです。
さて、このようなことがわかると。
また、男性のある現実的な傾向というのが
見えるんです。
では、その現実的な傾向について
次回お話ししていきます。