情のコントロールは、精神的に
猛烈に消耗する。
疲れ切ってしまって当然。
そういった話をしました。
できたら人と会う量とかを
自分でコントロールできる状況に
いる人は、良いコミュニケーション
が取り易くなるんです。
感情をコントロールしながら
関わると疲れる事を分かっている
から、その量を調節するからです。
だから、それを調節できない
環境にいる人は、よっぽど
この点について注意をしておいた
方が良いと思っています。
調節ができない環境にいる人とは、
主に、他人と直接かかわる事が
仕事になっている人とかが
それに該当すると思っています。
接客業。
顧客と接する事がメインの営業。
人を対象としたサービス業。
消耗します。
そりゃそうですよね。
例えば、自分に嫌な事があった。
昨日彼女にフラれたばかりで、
その彼女が人生で初めて、
深く好きになった人であり、
結婚を意識した人であった。
ってなると。
本来はもう感情的にも精神的にも
ボロボロのはずで、まともに
思考回路を働かせたり、
他人に気をつかったりする事が
できる状態ではないんです。
でも。
仕事というのは、そういった個人の
感情を自由にして良い場所では
ないですから。
だから、精神的には消耗しきって
ボロボロでも、笑顔で、お客さんの
事を考えた対応をしなければ
ならないわけです。
これってかなり感情に負荷を
かけまくっている状態なわけです。
で。
これが継続的に続くとどうなるのか。
壊れます。
だから、このタイプの仕事を
されている人は、心を病み
やすいって言われているんですね。
そういった事を踏まえて。
感情をコントロールし過ぎるのは
疲れて当然で、
自分の心と真逆の感情を表現
し続けると、あまりに負荷が高すぎて
心が壊れるわけです。
自分の感情とは、かけ離れた状態
で感情をコントロールするのは、
“異常に燃費が悪い状態。”
だと思ってもらえれば。
そんな状態で、活動しつづけると
大したパフォーマンスが発揮
できないわけですね。
だから自分の中で、
感情をコントロールしなければ
ならない量を調節できるのであれば
それは良い環境なんですね。
続きます。
