■なぜ、職場でのノリは良いのに、進展しないのか?
オフィスや会食、仕事関係の食事の場で――
明らかに距離が近い、目が合う、冗談にも乗ってくる。
なのに、LINEをしてもすぐ既読スルー、
2人きりの場ではなぜか「女」から「社員」や「上司部下の顔」に戻ってしまう。
この違和感の正体は、女性が“職場モード”=社会的ペルソナで生きている状態にある。
そしてこの状態のままでは、絶対に性行為には発展しない。
むしろ、誘えば誘うほど拒絶される。
【1】女性の“オンスイッチ”が性欲を封印する構造
女性の脳は、男性以上に**“役割”によって人格が切り替わる構造**になっている。
心理学ではこの現象を「スクリプト化」と呼ぶ。
スクリプトとは、ある状況下での“自動再生されるキャラ”のようなもの。
・会社にいる時の自分
・取引先に対応する自分
・リーダーとして振る舞う自分
この“社会的に演じている顔”を女性が装着している時、
脳は性的興奮の中心である扁桃体や側坐核の反応を抑え込む。
なぜなら「性的な存在として見られてはならない」=評価・信頼・秩序を守る必要があるから。
つまり、女性が“社会的にちゃんとしている自分”を保とうとしている時、
あなたがいくら魅力的であっても、性行為は「やってはいけないこと」になる。
【2】“オンの女性”が出す無意識の拒絶サインとは?
あなたの前ではニコニコしていても、
女性が「今はオフになれない」と判断しているサインは明確に存在する。
以下に当てはまる場合は、その場で仕掛けるのは完全な悪手になる。
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常に姿勢が正しい(崩していない)
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会話の語尾が“丁寧語”で止まっている
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移動中も“歩幅が速い”=目的優先モード
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タッチされそうなタイミングで、髪やカバンをいじって手をふさぐ
これはすべて、“女”ではなく“役割としての人間”にスイッチしている証拠。
この状態の女性には、**「抱かれたい」どころか「男として扱われていない」**と自覚するべきだ。
【3】スイッチを切り替えさせるには「事故的オフライン」が必要
オンになっている女性の“社会スクリプト”を解除するには、
論理ではなく**“空間と出来事”の力でスイッチを外すしかない**。
ポイントは2つ:
●1. 意図的ではない“ゆるみ”を生む
たとえば――
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終電を逃す
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雨で傘を忘れる
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店の照明が落ち着いていて、会話のテンポが落ちる
こういった“小さな非日常”が発生すると、
女性の脳は「これは仕事じゃない」と誤認し、社会的ペルソナのロックが外れやすくなる。
特に、職場でピシッとしている女性ほど、この“ゆるみの隙”に本能が漏れ出す。
●2. 社会的評価が及ばない場へ連れ出す
会社の人間関係が絡む飲み会、同僚の目がある店、
そういった空間では女性の「評価される自分」が強化され続けている。
だからこそ、
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一駅離れた静かなバー
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プライベートな趣味の話ができる空間
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彼女の知り合いが“いない”場所
このような空間に連れ出すだけで、女性のペルソナが徐々にオフモードに切り替わっていく。
性行為に進むには、「女に戻れる場所」が必須条件なのだ。
【4】職場での“ノリの良さ”は性欲とは無関係
多くの男性が勘違いするのが、“笑ってるから脈あり”という誤解。
職場の女性がニコニコしているのは、
・評価されたい
・空気を乱したくない
・立場上の処世術
という完全に生存戦略的な笑顔である可能性が高い。
性的な関心や興奮とは、むしろ真逆のスイッチが入っている証拠。
だからこそ、
「笑顔で見つめられた」「リアクションがいい」などの表面的な反応に反応して
そのまま性行為に持ち込もうとすると、女性の中で“仕事中に下心を出された”と処理され、嫌悪される。
■まとめ:「女に戻ってない女」は、いくら美人でも誘うだけムダ
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女性は“社会的役割”を演じている間、性欲が完全にオフになる
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このモードは、非日常・空間・出来事でしか解除できない
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職場でのノリや笑顔は、性的関心とは無関係
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「女に戻れる場を作ること」が、性行為成功の鍵