俺達が大人になると、矛盾の中に
立っていきているって事を
色々な面で理解をしておいた方が
楽です。
結構、むちゃくちゃなんです。
だからこういった矛盾の中で
生きてるってわかれば色々な
意味で楽です。
俺達って。
自立して生きる事を良し。
とされていますよね。
逆にニートみたいなのは、ダメな人間
の見本みたいな形で考えられて
いるんですね。
で。
まず自立との間の矛盾ね。
俺達は全員、
“誰かに依存をしたい。”
これが前提。
自立といっても、1人で立っている
わけではないんです。
皆何かに依存をしています。
仕事に依存をしている。
仕事は会社でやるものだから、会社に
依存をしている。
彼女がいて彼女が支えになっている
から、依存をしている。
親に依存。
子供に依存。
セッ〇〇依存症だってある。
恋愛依存症だってある。
ギャンブル・・・
ドラッグ・・・
あらゆる事に依存症。
そして依存ができるってわけなんです。
で。
大人になると、そういった依存の間
で微妙にバランスを取りながら
生きてるんだね。
って事を知るって事かなって思います。
例えば、家族のために自分の時間を
ぶち込んで働く。
ってのは、家族に
自分も
依存をしている。
いやいや。
まって、家族が依存をしているんじゃ?。
それがそうでもないんです。
家族が自分に依存をしているから
俺ががんばるんだっ!。
で。
依存をされている家族があって、
実はそれに自分も寄りかかって
成り立っているんです。
一見すると大黒柱的な人でも
実は依存をされている事に、依存をして
自分のモチベーションにしてたりする。
っていうような事が分かると。
「いったい、誰のためにがんばってると
思っているんだ。」
という言葉が家族とのいざこざの
中では出なくなる。
だって。
自分も家族に依存をしているって事
を知っているから。
もしその家族が無くなったら、実は
自分は立っていられないって事が
分かっているから。
すると考えは変わる。
ま。
お互いにもたれかかろう。
俺はヤレる事をやるよ。
皆、すくすく育ってくれ。
ってのに俺を寄りかからせてくれ。
すると俺がんばれそうだから。
っていう考えになる。
でも。
この形も微妙なバランスで成り立って
いたりするんです。
続きます。