これから先、あなたの生活の質を下げないために
理解していた方が良いことについてお話ししていきます。
私たちは年齢を重ねるごとに自分の考えに
あった内容だけ信じるようになって、
自分の考えと合わない内容は無視する
ようになるんです。
これによって、これまで人間は様々な大きな
トラブルを発生させてきたんです。
例えば有名なところで言えばチャレンジャー号
打ち上げの失敗というのも、典型的な
自分達の信じたい情報だけを信じて、
目の前にある否定的な意見を無視したが
ために起こった。
悲しい出来事だったわけです。
というように、私たちは必ずそういった性質を
持ってしまうようになる。
特に 1 つのことに集中して、一生懸命
やればやるほどその傾向を高めてしまうんです。
これって頭がいい。悪い。
じゃなく、専門性を高めてしまえばしまうほど
なりやすいって思ってた方がいいのです。
大人になると自分自身はいろんなことを
知っていくので、もうそれは知っている。
という考え方も関係します。
なので、高い教育を受けてきた人も、このように
自分の考えに合わないものをスルーしてしまう
っていう選択を取ってしまうんです。
これが顕著に現れるわかりやすい実験例があります。
自分の考えにあった政治思想の文章を読んでもらう。
次にお金を払うから、
自分の政治思想とは違う文章を読んでくれ。
って言うと、2/3 の人達がその文章を読むことを
拒否するんです。
お金を払うと言っても拒否するんです。
それぐらい自分にとって考えとは違うことを
大人は自分では認めたくない。
ましてや、その文章を読むなんてことはしたくない。
って思っちゃうんです。
では、こういった 1 つの考え方に固執してって、
他の意見を寄せ付けなくなってしまう性質を
防ぐためには、どういった要素を持っていると
防げるのか。
って言うと、
科学の知識に対して興味を持てる人。
だと自分の考えが凝り固まっていくのを
防げるってことが分かってるんです。
ここでポイントは科学の知識に溢れている
んじゃなくて、科学が出してきた研究のデータだったり、
そういったものを見て興味を持って
へー。
そうなんだ。
って思える人。
例えばそれが自分の今まで思ってた方向とは
違う結果を見ても。
なるほどね。
と興味を持って納得できる人が自分の考えが
凝り固まっていくというのを防げる
ってことが分かったんです。
もっと大きいところにあるのは
好奇心
ってことになるわけです。
これを私達はずっと忘れないで持っていきたいな。
と思いますし、そもそも凝り固まった考え
じゃない提案もいっぱいしていきたい。
と思いますので、今後もこの活動を続けていきたい
と思います。